ひと通り、模範文例集を写してみるとわかります。

高度な表現、高度な内容で、明らかに1時間で書き上げたものでないことがわかります。

その文章を、自分の気になる箇所全て、自分の言葉に直す。

難しい表現(難しい言い回し)は、簡単な表現に直す。とても使いこなせないような言葉は削り、自分で使いこなせる言葉に直す。
文章構成が気になるなら、自分で構成を変えてみる。
わたしは、接続詞が気になって、よく直しました。
接続詞をひとつ変えると、全体の流れも、当然見直さなくてはなりません。
「起承転結」の4部構成だと、各章の内容が薄くなるので、3部構成にすることもあります。

特に気をつけた点は、誰が読んでもわかる文章にするということです。
できるだけやさしい表現にする。
わかりやすい文章にする。
一文を長すぎないようにする。

こうやって、気になる箇所を直していけば、自然とオリジナルな文章になります。

ポイントは、すでにご承知のことと思いますが、
「気になる箇所、全て、書き直す」
ということです。
最後に、書き上げた文章を添削する。
書き上げた直後に見直しても効果はありますが、理想的なのは1~2日後に見直すようにすると、自分の文章を客観的にみることができます。
誰かに見てもらえらならば、それがよいのですが、そういった機会がもてない場合でも自分で読み直して添削するだけで、 かなり文章作成力がついていくと思います。

添削するときのポイントを、わたしなりにまとめておきますと、
・わかりやすい文章表現か?
・接続詞の使い方は適切か?
・用語の意味をわかって使っているか?
・漢字の間違いはないか?
このような点について、チェックしています。
とはいっても、まだまだできていないことが多く、練習を続けなければいけないなあと思っている次第です。
基本的な流れは、「文章を写して」、「書き直して」、「添削」ですね。
この繰り返しです。
ある程度の量をこなすと、自分の文章パターンが身につきます。
難しい表現はしなくなりますし、人の書いた文章を暗記して本試験でそれを書こうなんて、思わなくなります。
(改めて、こんなことを書くということは…。大体想像がつくと思います)
ちょっとだけ、補足させてください。

大きなお世話かとは思いますが、もし論文試験などでうまくいかなかった経験がある方は、「出題者の聞いていることに答えているのか」 を検証してみることをお勧めします。
意外に、これを見落とすことがあります。
これは、わたし自身、どうも成績が思わしくないというとき、ほとんど問題に対する答えを書いていなかったという経験があるので、よくわかります。
あとで読み返すと、よくわかるのですが、そのときは全く気づいていません。
自分の文章を客観的に見直すことがいかに大切かということでしょう。

「出題者の聞いていること」に関連しますが、もう少し、この意味を考えてみると、
・出題者は、文章を書かせることで何を試そうとしているのか?
・出題者は、どのような能力を求めているのか?
といった点を検討してみるとよろしいかと思います。

具体的にいいますと、消費生活アドバイザー試験では、2次試験に論文が2問出題されました。
2次試験ですから、当然1次試験があったわけです。
1次試験では、消費生活アドバイザーとしてやっていく上での最低限必要な知識が身についているのかが試されていると思います。
それを踏まえた上での2次試験なわけです。

合格してから、研修会場で聞いた話しによりますと、アドバイザーとしてやっていく上での資質を、論文で確かめたということでした。
アドバイザーですから、一方的に自分の意見をいっていては務まりませんね。
当たり前ですけれど、そういった態度が、文章に表れるということでした。

たくさんの知識を披露できても、アドバイザーとしてはどうなのか…。
大体、1次試験で最低限の知識があるかは確認済みなわけですからね。
それぞれの試験によっても、求められる資質は異なるでしょうから、一概には言えません。
ただ、「あなたは何のために書いているか」ということを、もう一度検証してみることは、決して無駄にはならないと思うのですが、 どうでしょうか?